猪の皮はぎ用に購入しました。
星5つでないのは、746が欲しかったのにずっと売り切れで、代替案として浮上したのがこれだったということで、製品が悪いということではありません。
選ぶに当たっては、解体用なので、シースも含めてジャブジャブ洗えることが必須でした。
また、刃の厚みは2mmが欲しかったので、コンパニオン等は除外して選びました。
自分が以前皮はぎに使用していたのは、刃渡り15cmのバナナ状に湾曲したスキナーでした。
専用品なのですが自分には少々使いづらく、そこで止めさし用として買った748を使うことにしました。
現状748は解体用に回して、止めさしと腹開けは731を使っています。
748は、足の部分の皮に切れ目を入れるのはいいのですが、皮をはぐには刃渡りが長いと感じました。
猟師の先輩方は研いで短くなった骨スキ包丁を使っていらっしゃいますが、自分の骨スキ包丁は刃渡りが15cmと長くてこれも使いづらかったため、8cmくらいの切り出しナイフを使ってみました。
切り出しナイフは細かく動かすには向いていましたが、足の部分の皮に切れ目を入れるのに難がありました。
そこで748の刃渡りが短い746を購入したいと思っていたのですがずっと売り切れだったため、プロステンレスを買ってみることにしました。
今回小型の猪が手に入りましたのでプロステンレスを使ってみましたが、皮はぎから大まかな切り分けまで、これ一本でいけました。
足の皮の切れ目入れは748に少し劣りましたが、皮はぎには刃先のカーブ具合が748より良かったように思います。骨や筋膜に沿って切り分けていくのは、748の切っ先の方が向いていると思いますが、逆手持ちを増やせばいいかな。
刃先のカーブ具合と切っ先の形状が、作業にそのまま現れますね。
今回の目的は皮はぎ用なので、今までより作業が改善されました。