販売者(萬佳さん)は「ペリカンM200と比較してね」とうたってますが、それはやめましょう。これはこれでいいと思いますよ。今回購入目的はカリグラフィーのニブで、万年筆で絵を描いてみようということで購入しました。4本購入したうち3本が色違いでカリグラフィー、1本が中字のニブでした。使うのは上記の通り絵を描くためのカリグラフィーのみで、中字はパキスタンという珍しさで数ある他の万年筆とともにコレクションケースの中の一部として納めています。ペリカンのカリグラフィーの類は使ったことがないので比較のしようがありません。さて、それでも述べよとおっしゃるなら、まず見てくれはペリカンと比べるべくもありません。細部の出来栄えなど重厚感など比べるべくもないです。ニブも最小でおもちゃチックですらあります。ただ、この価格帯ではカートリッジ専用タイプが多いのですが、ピストン式は価格が安くてうれしいかも。しかもスケルトンですし。吸い込みもよくて今のところインク漏れもありません。カリグラフィーは初めてですが、ニブの悪口をいったわりにはインクの出方や細・太の表現もしやすいほうかと思われます。上記の通り、この製品では中字のニブは使用しませんが、カリグラフィーの出来からすると、中字も使えると予測されます。もちろん書き味がどうのこうのという話となればいろいろ言えるでしょうが、スケルトンの廉価版としてはよくできている、ペリカンと比較などせず、これはこれでいいとしたほうが幸せだと思いますよ。
追加のレビュー ごめん、やっぱ安かろう悪かろうかも・・・。数日使わないでいたら、いざ書くときインクが出なかったり、かすれたり・・・。万年筆の伝統的な宿命ではありますが、毎日使わないとダメかもしれないというのはちょっと・・・。1週間くらいは使わなくてもインク出てよ。他のものは大丈夫なのだから・・・。キャップなどの出来具合によりインクが乾きやすいのかなあ・・?