厳密に言えば、このアンプは設計上、トーンスイッチを切り替える時、スピーカーの+-をつなぎ替える必要があります。トーンダイレクトでは+-を逆にします。位相が逆転すると音場が拡大したりメインボーカルの定位がボケて聴こえたりします。トーンダイレクトで音場が拡がった!と勘違いに注意が必要です。 私もオペアンプを定番のOPA627AUに交換し数ヶ月聴いていましたが、最近、現行のNE5532P(Ti社)のオリジナルバージョンのNE5532N(シグネティック社)に換えました。美音の627に飽きた方にお勧めです。NE5532Nは80年代レコーディングスタジオの機材にも使われた品番ですが、音質を気にせず音楽に集中出来る感じが良いです。