東京湾サワラキャスティングで50gのブレードジグを中心に使用しました。
2021年以降発売されたブレードジギング系ロッドの中では断トツでティップ~ベリーまで柔らかいです。
・アンダーキャストは50gであればフルではなく若干ふわっと大きくキャストする感じです。
・パワーで遠投するロッドではないです。かといってロッド長と曲がりで遠投するロッドでもないです。
・高速巻き中はティップがブレを吸収して安定してルアーを引けます。
・高速巻き中にグリップエンドは脇ではなく横っ腹にあてて固定できる程度のグリップ長です。
・グリップ長は、4000XGリールフット芯~グリップエンドまで370mmです。アンダーでの投げやすさ、ファイト時にグリップエンド脇に挟めることを両立させる絶妙な長さです。
・サワラを掛けた後は、バットが粘りながら曲がるのでテンションを掛けながら安心して寄せることができます。
・ロッド全体でバランスよくきれいに曲がるので、ショートバイトでもはじかずにフッキングさせられるかもしれません。(想像です。)
・ガイドは他メーカーのロッドよりは小さく設定されてます。
ブレードジギングロッドの中ではかなり後発ということもあり、ブラインドキャストに特化(わざとちょい投げしてルアーを角度を付けて引く)したロッドだと思います。
運要素が高い(ルアーがサワラの前を通るか否かで決まる)釣だけに、追わした後に見切られないロッドアクション(アクションさせない、ブレさせない)、食わせたときにいバイトをはじかないティップ、かけた後にばらさない調子が両立されているロッドは貴重だと思います。
最近発売されたヤマガブランクスのSeaWalk Cast-Jigging SS 71MLはグリップ長以外は同じようなロッドです。