岩手で3日間の停電を経験しました。
大規模な停電の後、しばらくはどこの店も閉店。停電が解消されてお店が開店しだしても、商品を仕入れられないためにしばらくはどこの店も乾電池の在庫なし。
震災から二週間くらいしてから、やっと乾電池が店頭に並びだしたと思います。
大きな余震が続き、夜はずっと懐中電灯を点けたまま眠りました。
携帯電話の電池の消耗が気になり、心配していろいろ何度も聞いてくる関西の親戚に「携帯の電池が無くなってきたけど充電出来ないので・・」と伝えるのが申し訳なかった・・・
お湯が沸かせないとか、だからお風呂に入れないとか、そういうのは不便なだけで平気といえば平気だった。ただ懐中電灯やラジオ、携帯電話の電池が無くなったら・・と考えるととても不安になった。なんせ、電池買えないから。
3日間、いろんなことで不安になった。
沿岸の親戚や友達と連絡つかないし、電気が復旧しないと町や会社や人々の生活が通常に戻らないのに停電規模がでかすぎて全く先が読めない。そんな中でしなくてもいい心配はしたくない。手回し発電が出来るってのはいい。おまけに手に持ったら軽くて、60過ぎの母でも大丈夫だったから安心した。
これの出番が来る日は来てほしくないけど。
安価で安心を買いました。