私が持っているスマホは富士通arrows M03で、前機種のarrows M02に付属していたような充電用卓上ホルダーがありません。
そのため、あの使いづらいmicroUSB端子にいちいちケーブルを抜き差しして充電する必要があります。
(ただ、M02を使っている娘によれば、充電台に横置きなので使いづらいとか、ケースによっては充電できないなどの問題があるようですが)
個人的には、microUSB端子は少し危なっかしい印象です。
USB Type-Cと違って、表裏がありますし、ラッチもあるので、何度も挿抜するのには向いていない規格ではないでしょうか。
挿抜回数は1万回程度らしく、mini-Aやmini-Bに比べればマシですが。
マグネット式 microUSB 変換アダプタ [donya A-Type]は2つの部品から構成されています。
左の部品はスマホやタブレット側のmicroUSB端子を5個×2列=10個の接点に変換するためもので、磁力は帯びていません。
右の部品は充電器やパソコンと接続するUSBケーブル側の端子に付けるもので、伸縮タイプの接点が5個あります。
アダプタ接続時は、上下どちらか一方の5接点がつながる仕組みです。
データ通信は一方の端子だけで行っているので、表裏を間違えるとデータ通信はできません。
ただし、どちらか一方の5接点につなげるだけで、給電・充電ができます。
つまり、一応、表裏があるものの、給電・充電するだけなら、表裏考えずに接続できます。
スマホはネット経由でPC側と同期できるので、USBケーブル経由でデータ通信する必要性は低いでしょう。
一般的なmicroUSB端子と異なり、抜け止め用の爪(ラッチ)がありません。
2つの細長い出っ張りがあるだけです。
実際、使っていると、抜けはしませんが、少しずつ傾いてきます。
挿抜の繰り返しでスマホ側の端子が緩くなっている場合は、抜けやすいかもしれません。
アダプタのマグネットは意外と強く、ケーブルで宙吊りにしても外れません。
左右に傾けると簡単に外れますが、上下に動かすと外れにくいので、外すときは気を付けないといけません。
柔らかいUSBケーブルを使えば、給電しながら使う用途にも使えると思います。
USBケーブルからの給電中は、アダプター端子を外してもランプが光り続けます。
ランプが点灯することで、表裏の判別がつきやすく、暗いところでもケーブルの先端を探すのが楽になります。
コンセントからACアダプタを抜き忘れることも少なくなると思います。