防波堤で釣りで使用。傘骨は8本、グラスファイバーと思われ柔軟性あり。角度を変える時に突風にあおられ反り返ったが、柔軟さと風抜き構造も効いているのか破損はなく、傘を閉じると元通り破損なし。この日の風速予報は3~5m/s時間により5~9m/s。そこそこの風に吹かれても、ギシギシと鳴りながら耐えていた。さすがに10m/s越えの風予報では釣りどころではないので破損域は不明だか、強度は有りと判断。
傘素材はよくあるナイロンっぽく、シルバーを選択したのもあるのが、日射しはしっかり遮ってくれ、太陽がうっすら透けて見える程度。帆布のような完全な遮光ではない。最高気温35度予報の中、風もあったが朝から日中を通して夕方まで普通に釣りが出来た。日中周りは釣り場を離れ涼をとったり退散していた。竿避けのスリットが地味にいい。半分位まで深いほうがよりやり易い。
脚は鉄パイプで、ジョイントもしっかりしている。高さ調整ピンは板バネをV字に曲げた先にピンを付けた物を、パイプの内側から刺しているだけなので、ピンを押し込み過ぎるとずれピンが引っ込んだままになる。故意にとろうとしたない限り、バネが働いているので脱落はないと思うが注意は必要。角度調整は軽く体重をかけるくらいの力が必要。風くらいでは角度が変えられる事はなく、しっかり角度をキープしてくれた。構造は不明だが硬いフレキの様な物が付いており、そこを折り曲げるかたちで力をかけて角度調整する。説明書も何もないので初見で「折れないか?大丈夫か?」と恐る恐る力をかけたが結構曲がり、ネジなど工具は不要でシンプル、今のところは丈夫で保持力もあり◎
パイプ内面にサビと端部塗装に剥がれ(欠け)があり。剥がれていた箇所は既にサビが浮いている。塗装工程、材料品質に懸念。さすがはケースにデカデカと中華の文字が書いてあるだけの納得のクオリティー。ステンレスやアルミでないから仕方ないが、手抜き感あり。まぁ腐食しきるまでは使わないと思うが、シーズンモノなので使う前は腐食の進行の確認は必要。
某メーカー品のパラソルは脚がアルミやステンレスだが1万円を超えてくる中、5000円以下で釣り環境、遮光に使え目的を満たしているので満足。
有名アウトドアメーカーのチェアーパラソルが同じ防波堤で風に吹かれて、ひっくり返りバキバキに折れていた。構造や風の入り方は違っただろうが、これは耐えていた。