ホワイトとブラックの2個を注文。梱包材も無く段ボールに商品パッケージを斜めに差し込んだだけの簡易包装でした。
驚いたのが、送られてきた商品が説明と違うこと。
商品説明ではPOWER BANKのロゴ印刷あり、サイズ115mm×57mm×12mm、重量102g。
実際の商品はロゴ無し、サイズ116mm×59mm×12.5mm、重量111g。微妙にでかくて重い。
サイズと重量だけでなく、サイトにも納品伝票にも5000mAhと書かれているのに、なぜか商品パッケージには4400mAhのステッカーが。中国の通販サイトじゃないのだから、さすがにサイトの説明とパッケージ表記が違う商品を送るのはまずいのではないでしょうか。
肝心のモノですが、この手のノーブランド中国製品と同様、公称mAhは全くアテになりません。約1500mAhのiphone4やiphone5を2回フル充電はちょっと厳しい感じなので、実感として2500~2600mAhといったところでしょうか。
iphoneを1時間で80%ぐらい充電でき、そこそこ速い。ただしそれ以降はガクンと落ちます。(定電圧定電流方式と考えれば自然な動作。)数時間放置すれば100%にもなりますが、放電停止をどういう具合に決めているのか謎なので、無理に100%まで充電させないのが吉でしょう。放電中は点灯LED数が減って、いい加減かもしれませんが、だいたいの残量がわかります。
充電器本体への充電は時間が掛かります。モバイル用としては大きめの1000mAのACアダプタを使い、6時間以上でやっと5個目のLEDが点滅します。カラに近いと、出かける1時間前では遅すぎます。バッテリーには優しくないですが、ACアダプタに毎晩繋いで朝まで放置するとか常時スタンバイでフル充電しておくような運用向き。充放電中は少し熱くなるので、周囲に物を置かないほうが安全です。
外観はプラスティッキーで正直安っぽく、傷もすぐに付きそうです。むしろ安手の材料で、よくこんなにiPhoneぽく作ったものだと感心すべきかもしれません。(笑) ホワイトのほうが傷は目立たなそうですが、明るすぎる青色LEDの光がプラのボディに透けまくるのが興ざめです。
必要なケーブルと大半無用なたくさんの変換アダプタと、読んでも役に立たない英語の説明書付き。商品説明のように左右のUSBポートで定格出力が違うのかどうかも書かれていません。
ACアダプタが付属せず、別途購入する必要があります。このセットだけでは充電器本体に充電ができないので要注意です。