プレートは大中小の3種類入っている、そして同じ数のオレンジ色のゴムも。
箱から出してオレンジのゴムを見たとき、ああ失敗したと思った。
カタチがよれよれ、そして思いっきり汚れているしキズもある。
どうみても使い古しを外して入れたとしか思えない。
とりあえずせっせと拭いてみたが少しましになっただけ。
小さいサイズのゴムはとてもきれいなのに大きいのがダメ。
それから鉄のプレートは黒ペンキをベタベタと塗って一丁上がりといった代物。
すでに包装袋の中にはげ落ちた黒いカスがぼろぼろ落ちている。
シャフトに差し込む穴の部分にたれたペンキが固まっている。
これはシャフトにこすれて必ず落ちる。
「どうせ汗臭い男がフンフン言いながら持ち上げるだけだろう、これで十分じゃねーか」
中国メーカーの声が聞こえる。
でも日本のショップはどうした、売れればこれでいいのか。
汚れているものはなぜ拭かない、ダメなものはなぜハネない。
中身を調べずにそのまま出荷しちゃダメだろう。
確かにこんな重たいもの返品するのも面倒だ。それを見越しているのか。