110,000円もする椅子かというと、工業用ホッチキスを使った後が目隠しされておらず、プアな作り。「疑問あり」な定価なので、定価に対するおすすめ度としては★ひとつ。ポイントをいくつか挙げると、
☆ガス圧で座高を調節するタイプだが、ガススプリングの弾力がいまひとつ。へたりが早そう。耐久性の観点でいまいち不安。(身体をあずけるものだけにPL法を意識したほうがよいかも。。。)
☆いま使っている椅子と比較すると有効座面がかなり狭い。太腿の半分ぐらいが椅子からはみ出してしまう。これは背もたれ部がかなり前方に位置しているためで、位置調節はできない。リクライニングチェアのように背もたれに深く身を預ければ座面をほぼフルに利用できる。まあ結果としてディスプレイから一定以上の距離をおくことになるので、眼の健康にはいいかも(特許の「効果」もこのあたりかな?)
★★★★★やっぱり長い背もたれ。good! 家で使うパソコンチェアの要件に、快適性は欠かせない。背中全体を預けられる背もたれ、背骨まわりを指圧するがごとく盛り上がったクッション。これは快適ですぅ。
オークション出品なので、買う人がどれだけの価値を見出すかによって、適正価格は人それぞれだが、業者の設定上代としては7,000円で十分にペイするものと想像します。大手家電量販店にもっていけば、小売価格として、15,000円ぐらいでも引き合いがあるかな。数千円で落札できるなら★★★★★でしょう。