日本語での使用方法は箱の裏面に印刷されたものが貼り付けられています。他方、同封されている外国語の"USER INSTRUCTIONS"を見ると、TURNTABLE UNBLOCKEDとあり、これに相当する日本語の説明はありません。"USER INSTRUCTIONS"にはNO GRILLとの注意書きもあり、これに相当する日本語もありませんが、こちらは、日本人ならそんなことをしないからでしょう。その昔、濡れた猫を電子レンジで乾かして爆発して、そんなことするなという注意書きがなかった、とかいう訴訟が海外であり、注意書きをしなかったメーカーが負けた、なんてことがあったので、外国語だと細かい説明がなされるものの、日本ではそんな非常識なことは起きないので、そこまで細かいことは書かないのでしょう。電子レンジで温めて使う本商品を焼くような人は、日本人にはいないということなのでしょう。他方、「ターンテーブルを止めるな」、という注意書きは厄介です。当方が所有する電子レンジはターンテーブルがないものです。こういう電子レンジで本商品を加熱するということは、ターンテーブルを止めて加熱するに等しいことです。このため、せっかく届いた本商品を使ってよいのかどうか、かなり迷いましたが、日本語での注意書きには、600Wで3分以内とあります。当方の電子レンジは、500Wと700Wで切り替えられるため、500Wで加熱時間を2分に抑えました。発火などの問題が生じなかったため、問題なく使えてはいます。ただ、こうした表現の食い違いがあると、不安になります。
また、これは当方の不注意なのですが、日本語では「乾燥しすぎを防ぐために、時々霧吹きをしてください。」とあります。同趣旨の注意書きは販売サイトにもありました。当方はこれを完全に見落としていたのですが、同時に、ならば、購入したばかりの本商品は当然乾燥していますから、電子レンジで加熱する前に濡らしておく必要があるはずです。他方、上の日本語表現は、繰返し加熱して利用することを前提にしています。だからこそ、「時々」とあるのでしょう。すると、繰返し加熱することで乾燥し過ぎになるのだとしても、初回使用時に濡らす必要は、必ずしもない?
ユーザーには不安が残ります。