2年ほど前に同じ自転車(GR-001、ブラックオレンジ)を購入した事がある。
気に入って乗っていたのだが、転倒によりホイールが曲がってしまい、修理するよりは安いということで再度購入。
その結果、以前購入した時のものと変わっていた点(マイナーチェンジ?)がいくつかあることに気が付いたので書いておこうと思う。
1)まず、サドルから縫い目(ステッチ)が無くなり、色も安っぽくなった。
格好悪いので、以前の自転車に付いていたものに取り替えた。
2)ハンドルが手の痛くなりにくいものに変わっていた。
が、個人的には力の入れやすい前の物の方が良かった。
3)ハンドルの角度調整が出来る可動式ステムに角度が分かりやすいように目盛りが付いていた。
なのに、そのステムを固定しているボルトのひとつが逆向きに取り付けられていた。
ちょっと組み立てが雑すぎるのではないか?
4)可動式ステムのnecoブランドのロゴがなくなっていた。
ボルトのカバーも無くなっていた。これないと、そこから錆が出ちゃうと思うんですけど?
5)変速機(ディレイラー)のレバーが1速の位置よりまだ回ってしまう不具合がある。
このため勢いよく変速した時にチェーンとギアが上手く噛み合わずガチャガチャと鳴りっぱなしになる。
1速に合わせる時は慎重に操作しなければならず、ストレスを感じる。
6)タイヤが2年前のものと変わっていた。
パターンが格好悪くなったし、素材も安っぽくなった感じがする。
7)ブレーキがPROMAXというブランドのものに変わっていた。
そしてこのブレーキがかなりの曲者で粗悪品だった。
最初の組み立ての時点で片効きになっており調整が必須。
自分でVブレーキを調整できるスキルがある人ならばいいが、
無い人は自転車屋に持ち込んで調整してもらう必要があるのではないか?
そのままで乗り始めるには不安が残るし、極めつけは乗り始めてからわずか1週間でブレーキから異音がするようになったこと。
見るとホイールが削られており、ブレーキのゴムに食い込んでいる始末。
これはブレーキの素材が悪いのか、何か他に原因があったからなのか。
いずれにしてもクロスバイク初心者にまったく優しく無い自転車に成り下がっていた。
至る所にコストダウンを図ったような劣化が見られ、何より粗悪な感じが強くなった。
せっかく2万円以下で買えるハッタリの効いたいい自転車だったのに。
たぶん次は買わない。