さほど広くない範囲で香ります。たとえばカバンの中や小さな個室、もしくは机周りといった広さです。広範(たとえば部屋一杯)に香らせたい場合には、普通のディフューザーがいいでしょう。
5滴ほど垂らすとほどなく染みこみ、精油にもよりますが、香りが2~3日持続します。また、外出時にハンカチに包んで持ち歩いても、染み出したりすることはありませんでした。ただし色がついた精油を垂らすと、当然ながら色がつきます。
用途に合いさえすれば、使い勝手はとてもいいと思います。
私の場合、一つは職場の居室のデスク用、もう一つは自宅のトイレ用兼持ち歩き用にしています。
人間の嗅覚は馴れる習性があるため、すぐに香りを感じなくなってしまうものの、金曜日の朝にEOを垂らして週明けの月曜日に出勤して締めきっていた居室のドアを開けたらちゃんといい感じに香っていました。また、外から入ってきた人も、いい香り~と鼻をうごめかします。戸口に立った段階でわかるそうです。
先日、一番生理痛が重い日に、どうしても外出して人前でプレゼンしなければならない機会がありました。
最悪、移動中の電車内で倒れたこともあったほどひどいのでどうしたものか思案した末、このアロマストーンに生理痛を和らげる精油として有名なクラリセージを垂らして、ハンカチに包んでカバンの内ポケットに忍ばせて行きました。
カバンを開けなければほとんど香りはもれません(周囲に沢山の人がいるとき、これは案外ポイントが高いですよね)。とはいえ、カバンの中では十分な香り立ちで、ひどい痛みが来るたびに資料を探すふりをしてカバンを開いて深呼吸すると、不思議や不思議、痛みがすぅっと和らぎました。
おかげさまで無事プレゼンを終了、帰路の交通機関でも具合が悪くことなく帰宅できました。
ただしクラリセージのEOをかぐと、出血量が増えると思います。私の生理痛は、始まった直後から正常な出血が始まるまでの半日~1日の間に痙攣的な痛み(ぎゅうっと収斂するような痛み)をともなってくるので、この精油があっていたのだと思います。
生理痛一つをとっても、個々人でタイプや個人差があると思います。どうぞご自分の身体と相談して、一番楽な方法を探してくださいませね:-)