発表直後にイエローを購入し、翌々日には手元に届きました。立場上技適のない端末は使用しにくいため、合法でグローバルを感じられる貴重な端末と理解しています。MIUI搭載機は初な上、ゲームはほとんどプレイしない点は予めご了承ください。
実機を持ってみての感想ですが、重量や大きさはやはりありますが近年のハイエンド級としては標準的。
動作について、最上級SOC搭載のため全く不満ありません。120Hzの有機ELのおかげで非常になめらかな描写と色域の広い表示が楽しめています。
スピーカーについて、クアッドスピーカーのおかげで音圧を非常に感じるチューニング。傾向で言えば強い音圧と相性が良いゲームサウンドやダンスミュージックが適しています。
MIUIについて、良い点としては複数アプリからの音声同時出力が可能になっている上、アプリごとに音量を調整できるためPCと同じようにメディアを使用することができます。気になった点としてはジェスチャーナビゲーションでキーボード使用時、下部に隙間がなく意図しないバックホームやキーが1つずれる問題があります。画面上部をスライドして降りてくる項目が左右で通知シェードとコントロールパネルに分かれているのも標準的なAndroidに慣れた身からすると違和感がありますが、カスタムUIとしては珍しくない仕様ですのでここは慣れの問題でしょうか。プッシュ通知関連の問題はまだ試していないためノーコメントとします。
カメラについて、4K60P撮影は可能ですがハイエンド同等のクオリティは期待できません。ゲーミングスマホのカメラととしては妥当と感じます。ハイエンド級たる所以。
ポップアップトリガーについて、収納できる上ゲームモード以外では各2つのショートカットキーを割当でき、重宝します。通常時下側のキーは誤押下防止の為収納していますが、上側のキーは懐中電灯とカメラ起動を割当てています。背面タップにも2種類のショートカットを割当てられます。圧を感知しているようですのでケースを着用時も使用できます。ただ、アプリの起動を割当てられないのは改善を希望します。
電池持ちはあまり良くありません。特性を考えれば排気量の多いスポーツカーのようなものでしょうか。そのための120W充電でしょう。また、SIMなし運用を行うとセルスタンバイでゴリゴリ減っていきますので機内モードは必須です。