明治30年から太平洋戦争終結まで使用された我が国の銃剣であります。刀身がやや黒ずんでいるためゴボウ剣とも呼ばれていたそうですが、このレプリカも同じく黒ずんでおり良く再現出来ていると思います。ただ一つ問題だったのは銃剣なのにエアガンの38式に無加工では付かなかった事。鍔に有る穴の径が小さく着剣出来ませんでした。ヤスリを使用して30分ほどで何とか修復しましたが…。あと鞘の中に板バネが入っており何度も抜き差ししていると出てくる事が有ります。これは当時も同じ作りだったのだと思います。板バネのテンションで鞘内で固定されている。その為、抜き差しするたびに微妙に刀身に擦り傷が出来ます。ちなみに現代の銃剣は必要性が低くなった為ナイフ的に使用するので小さくなりましたが、この銃剣は、ほぼ短剣か短い脇差の様な長さです。おそらく南方ではナタの様にも使用できた事と思います。銃に付けると全体で槍です。かつて祖父がスマトラ島で使用していたのだと思うと改めて手にすると色々とリアルに感じるモノが有ります。購入出来てとても満足です。※写真に有る革製の剣差しは別途御購入下さい。付属していません。