本来の使用方法とは全く異なる方法ですが、シャインマスカットの枝に侵入する「ブドウスカシバ」の幼虫駆除に使っています。
本来であれば、枝に開けられた穴(糞と樹液が出てくる)をナイフで拡大、表皮を切開し、幼虫を取り出すのですが木に与えるダメージが甚大。
そこで、このワイヤー先端に極細ステンレスワイヤー(先端を尖らせる)を3mmほど糸で巻き付け、UVレジンで固定し、釣り針の「かえし」状にしたものを、穴に突っ込んで虫を駆除しています。
引っ張り出せることもありますが、内部で虫が残ったとしても、トップジンペーストを流し込むことで特に病気などは発生せず。幼虫に刺さった場合、返しに白色の体液と表皮が付いてくるので判別できます。
普通のステンレスワイヤーは、グネグネになるので2~3回しか使えず、もう少し安い形状記憶ワイヤーは、形状記憶ゆえに持つ部分を輪っかに加工するのが難しく、行きついた商品がこちらでした。
釣りはしますが、まさか形状記憶ワイヤーだとは思っていませんでした。
価格も安く、とうぜんアジ釣りにも使えますのでおすすめです。