書道教室に通っていて、何本かの筆を使い分けていますが、それらを毎回洗うのが大変でした。反古紙で拭きながら水洗いするのですが、いつまでもいつまでも黒い水が出てきます。また、羊毛の穂先もごわついてきて、何かよい解決策はないものかと思っていました。
「筆シャン」があることをネットで見つけて早速購入し使ってみました。始めはおそるおそる、もう捨てても良いかなと思う筆で試し洗い。
ゴム手袋をつけて、泡で包み込むように洗いました。真っ黒な泡はモッチリとしていてティッシュなどで拭き取るとすぐに落ちます。すすぎも簡単でした。
翌日びっくり!穂先がサラサラ、フワフワ、書き心地もおろし立ての状態に戻っていたのです。この筆を捨てるなんてもったいない、現役復活です。早速ほかの筆も筆シャンで洗い、スッキリしました。
今まで、筆を洗う際に出る黒い水を流しにしてることに、罪悪感がありました。 しかし、筆シャンの泡は拭き取ることができますし、使う水も少量で済みます。牛乳の空きパックに反古紙を詰めて拭き取ったティッシュや汚れた水を捨てれば、下水に流さなくても良くなりました。地球にも優しいかなと思います。