値段の都合で購入できないと判断した方もいらっしゃるかと思う。価格が高いとの意見も散見されるが、前作を購入した者としては、いたるところにメーカー努力を感じる、値段を超えた商品だと思う。正直、ハードカバー故、コミックのような、パッと手に取って楽しむような読みやすさはない。そこは、あくまで100年ドラえもんシリーズと割り切って欲しい。後世へと伝え残すことができる強度と考えれば、自ずと丁寧に扱わざるを得なくなるハードカバーは理に叶っていると言えるのである。付属品は今回のほうが充実しているかもしれない。個人的には、フィギュアやBoxはいらない派だが、複製原画は非常にうれしかった。どうやって飾ろうか迷って開けていないが、是非UVカットフィルムの額縁を買って部屋に飾りたい。また、今回も前回とはサイズが異なるものの「どこでもドア型本棚」の購入権利が付いていた。まんまと購入をためらわされたことからも、改めて、よく練り上げられた商品企画だなと思った。