同社のM1+を1年ほど使っており明るさも含め改良されたというので購入しました。
自転車に装着しての実走はできてないのですが、手持ちで色々試した結果として、M1+から改良された点と個人的に改悪といえるところがありました。
改良点は、ヘッド部全体が金属でカバーされ放熱性が高まり、素手で触っても大丈夫になったこと。スイッチが大きくなった、電池ケースの内側に電池の仕切りがあるがM1+では電池交換をする度に曲がっていくのを防ぐための対策が施されている。後部にストラップホールが追加され、万が一の脱落防止ができる。
悪い点は、点灯パターンが弱から始まるようになった(弱や中はバッテリーの換えが無いときの非常用としているので)
大きくなったスイッチも相変わらず固くてクリック感がなく操作性が悪いまま。
発光面自体は大きくなってなく発光部の外周が光らなくなった。というところです。
肝心の明るさは128Lmから200Lmにアップしたようですが、一般的なフラッシュライトの様に点配光ではないのでそれ程明るくなったようには感じません。むしろ特徴である扇型配光が更にワイドになり手前側の配光も扇型になり大小の扇を前後に展開したような配光に変更されていました。これは非常に良いと思います。
M1+に比べ劇的な進化はしていませんが確実に良くなっています。スイッチはフラッシュライトの様に後部に変更して欲しかったのですが次のモデルに期待しましょう。
M1シリーズを持っていない方にはオススメです。
追記:実走してみての感想です。M1+にない最大の特徴としてハイビーム配光がプラスされていました。
M1+を着けていたブラケットにそのまま着けたのですが地面から生えた道路標識に当たるほど上側が照らされてしまい角度調整をしたのですが走行中の視線に合せると上向きの光が残るので、前方の歩行者を発見しやすくなりました。
ハイビーム用に別途フラッシュライトを着けていたのですが点ける機会がかなり減りました。M1+はT字型の光ですがA1は本当の扇型になっていて、扇の山の部分がハイビームに割り当てられているようです。
ワイド配光の中にハイビーム成分を混ぜたようなものなので、スポット配光のフラッシュライトの様な光量はないのですが代わりに対向車への幻惑対策もされているので本当にオールマイティなライトでFENIXやOLIGHTのフラッシュライトやM1やM1+を使っている人も買う価値はあると思います。