私はこれまでクロスバイクに乗っていましたが、今回思い切ってロードバイクに切り替えました。商品が届いて先ず驚いたのは、タイヤの細さです。ロードバイク初心者には、こんなに細くてコケやしまいかと不安になるくらい細く感じました。次に車体の軽さにびっくり。男性であれば片手で楽に持ち上げることができます。
これで速く走れないはずがない、と思いつつ、実際乗ってみると、あれれ、驚くほど速く走れる訳ではありません。やはり、速く走るにはそれなりのトレーニングが必要だということ。しかし、今までのスチール製クロスバイクに比べると月とすっぽんと言えるほど軽快な走りを楽しむことができます。
機能面では、フロントフォークとシートポストがカーボン製ということで、路面の凹凸の衝撃を緩和してくれることを購入前から期待していました。特に腕からの衝撃は直接疲労に結びつくものですから。しかし、乗ってみると、衝撃はそれなりに手とお尻に伝わってきます。また、ギアシフトがブレーキレバーと一体になっているのですが、慣れないと変速時の衝撃が手首に伝わってきます。
要するに、そんなに楽に乗れる代物ではないということですが、それでもこのバイクを買ってよかったと思います。慣れさえすれば、十分速く走れるポテンシャルを秘めていると思えるからです。
それに何と言っても、このデザイン。ビアンキと言えば、チェレステ。このロードバイクはホワイトをベースに、ハンドルやサドルにチェレステ・カラーが使われていて、この上なくおしゃれな一台に仕上がっています。デザインの面では文句のつけようがありません。
このバイクにはLOOK製のKEO Easyというビンディングペダルが標準でついてきます(クリートも付属)。私はSHIMANOのSPDシューズを履いているので、ペダルを交換しましたが、初めての方はこのKEO Easyのつけられるサイクルシューズを購入することをお勧めします。なおKEO Easyの取り外しには、8mmの六角レンチが必要です。通常のペダルレンチは使えません。
その他に、ボトルケージ、ボトル(PPP製)、テール反射板(赤)、ホイール反射板(前輪/後輪)などがついてきますが、私は通勤に使うため、以下のものを用意して取り付けました。ご参考までに。
一本スタンド、サイクルメータ(以上2点、ビアンキ純正チェレステカラー)、ヘッドライト(CATEYE製)、泥除け(TOPEAK製)、ベル(太ハンドル対応のもの)