MERRELLの靴は初めてになります。
先ずは26.0cmと大き目サイズを選んでジャストでした。
元々、25.0~25.5cmの足ながら相当に甲高幅広なので、当初予定の25.5cmにしなくて良かった。
リースを開放して足を入れると、カカトの両サイドからと甲先部の上からの締め付け感が適度に有り、不思議とそのままで足がぴったり固定されます。
つま先の空間も確保され、また足裏で感じるORTHOLITEフットベッドはその感触が絶妙です。
アウトソールのビブラム・ウルトラトランスクッションは剛性も高く、独特のパターンが悪路踏破において威力を発揮しそう。
このソールの大きな反り上がりと内蔵のエアクッション(メレルエアクッションプラス&ショックポッド)の弾力により、足がスイスイ前に出ます。
レザー張りのフロントバンパーはとてもユニーク。
アッパーのエアメッシュは、その厚みと強度を保ちつつも開口率が高く通気性良好で、熱のこもりがちな甲がとても爽やか。
シューレースの代わりに細いワイヤー・スリングを採用。端部は閉じてあり、しかも締め具合調節はその中間スライダーによりワンタッチ。このため一般的な紐締めで生じる面倒は一切無し。結んだりほどいたりする手間は要らず、勝手にほどけて引き摺ったり余った結び紐が走行を妨げるといったトラブルも皆無。
それでいてアッパーが適度に固く適度に柔軟なため通常の歩行程度ならレースは開放のままでOK。それでも簡単に脱げる事は無く、また脱ぎ履きでの苦労もわずか。
降雨時の走行には適しませんが、これまで履いた中で一番の一足です。