3度目の注文で全色揃えました。
一番最初に買ったブルーブラックはそろそろインクが無くなりそうです。
で使い込んでみての感想。
逸品であります。
mitadepa特価で200円を切るという、万年筆として常識外れの低価格ながら、ペン先は滑らか、ガンガン使えて交換用カートリッジも汎用が使えるという、実用性と極めて高い経済性を持つ優れものです。同シリーズのサインペンとの組み合わせは最強です。
強いて若干気になった点を挙げるとすると次の二点。
一つ目がインクの出方。やはり本格的なモノに比べるとインクの出が一定しません。特に書き始めでボタッとインクが落ちる傾向があるので、大事な書類で使う場合は、最初に要らないメモ用紙などで少し書き込むなどの注意が必要です。
次に本体で気になる点が一つ。キャップを固定する為の本体軸側の出っ張りが若干大きいものが12本中2本ありました。
実用に支障が出るものではありませんが、キャップをする際にやや強く押し込まないといけないために、その衝撃でペン先から若干のインクがキャップ内やペン先の裏に飛び出ることがありました。もっともこの現象も着脱を繰り返している内に減ってくるようです。
あと、インクにもよりますが、M(0.5)で0.8ミリ程度の太さになることがあります。
尤も、私はこの太さを欠陥とは思いません。メモ用紙に書き殴っていく場合は太い方が便利ですし、インクの色合いは線が有る程度太くないと十分に楽しめません。なので、どちらかというとこの万年筆ではMをお薦めします。
【6/30追記 ☆一つ落としました】
使用開始から少し経って何本かで本体部分のネジが切ってあるところにヒビが入りました。キャップ側にヒビが入ったものもあります。こういうことは遥かに酷使しているサファリ(LAMY)では一切起きておらず、安さ故の限界かな、とも思います。透明性の高いスコッチのテープをグルグル巻いて応急処置としていますが、果たして何時まで持つか。
毎日何度も使用されるような場合は、少し高くなりますが、同社製の形状は全く同じで金属製の「プレジール」の方が経済的だと思います。