極薄、薄共に摩擦係数は4、0以上ある。テナジー05は2、7なのでかなり回転が掛かりやすい。やや粘着系であり、反発係数は0、73。テナジー05 は0、82なのでかなり反発力は弱い。表面の粘着性が弱くなると反発係数は0、8まで高まる。この数値がスポンジの反発力と言える。この状態での摩擦係数は3、7程度。極薄と薄の違いは反発係数に有り、粘着力が弱まってくると薄の反発係数の方がやや高くなる。カット性能は摩擦係数が関係し、共によく切れ差は感じられない。飛びはテナジー05 と比べると弱いが、粘着性と関係するので、汚れなどで変化する。摩擦係数も変化し易く、常に表面を清浄にしておくことが重要。グリップ感は元々摩擦係数が大きいので共に強いが、薄の方がやや強い。その差は小さい。ペンの場合、重さが気になるが、約7g程度重くなる。選択する場合、重さが気にならなければ薄を、気になるようであれば、極薄を採用するのがよさそう。