普段から竿には妥協はしないのですが玉の柄に関して言うと所詮は魚を掬うだけの網だと思い、アルファタックル製の物を自分で修理をし、再塗装して10年程使ってきました。
それもとうとう寿命を迎え泣く泣く買い換えることに。
当初の予算は1万円前後でダイワのランディングボール2とプロックスFE-X4の2択でした。ダイワは仕舞い寸法が中途半端で継ぎが多くて重く、カーボン比率が若干低い。でも安い。
プロックスは軽くて安いがカーボン比率もかなり低く実際に伸して仕舞う際、肉薄の影響なのかこの軽量化によるデメリットを感じました。
他メーカーも含め検討していると目も肥えてきてしまい、振り出し易さや、固着のし難さ、仕上りに目がいくようになってしまうなかでバランスがとれていたのがELIXIR玉の柄でした。
振り出し易さと固着軽減を設計・加工で行っているところ、そして低価格帯には少ないロ金をリングを多数使用し見映えすることが気に入ってしまい、当初予算の2倍になってしまいましたが実際に届いた商品を触れてみると予算オーバーしてちょっと背伸びして良かったなあ。というのが正直な感想です。
玉の柄は竿と違い折ったりすることもないでしょう。それなりに長く付き合っていく物なので使い心地を犠牲にせず、予算より少し上を見た方が間違いが無いと思いました。。今回は自分には珍しく色んな店舗で3,000円代から30,000円高超えの玉の柄を伸しては仕舞いを繰りかえして来ました。
分かっていたことではありますが、特別安いものには安い理由が性能と使い勝手が内容に含まれていることです。ここは改めて痛感しました。ですが上を見れば高いものはキリが無いので割り切りも大切です。
趣味の物なので気分良く使っていたいですよね。何の道具であれを我慢して使うのは辛いものです。
また今回手にした品がMade In JAPANであること。この点にも満足しています。