吉祥天は、鬼子母神の娘で、毘沙門天の妻という云われを知りませんでした。
とある関東のお寺さんのブログで、この陶器の吉祥天を仏像マニアの方への贈り物に取り寄せた所、暫く手元に置いておきたくなってしまった程、良い像であったと愛情たっぷりの記事が載っておりました。
2年半程前の記事でしたので、もう無理だろうかと思いながら…でも、日々仏様に手を合わせるご住職が、手放し難いとご縁を感じられた吉祥天さんです。
現在製作元さんのオフシーズン完売で、入手は絶望的でした。しかし、どうしても諦め切れず、ウチにも来て貰えたら嬉しいなぁとインターネットを探し廻りました。
経緯の詳しくは、ショップ様へのレビューで後述しますが…結果として、此方の鈴勝様が、製作元さんに交渉下さり、1年近く先の予約という形で受注下さったのです。
その後、工場の方でも、僅かな在庫を見つけ出して下さり、鈴勝様より嬉しいご連絡を受けました。
今、吉祥天様を目の前に、とても幸せな気持ちです。新盆を迎える亡き母の元気な姿を彷彿とさせる福々しさに思わずにっこりします。
像を眺めていて愛着が湧いたお坊さんの気持ちがよーーく解ります。
全ては、お人形さん1つに真摯に対応下さった鈴勝様のお蔭です。
こんなに早くお迎えでき、ありがたくて涙が出ます。大切に日夜手を合わせお話をします。ご縁に深謝です。