別の手挽きや電動ミルを持っててますが、個人用にこちらが常用になりました。TV観ながらでも手軽にガリガリしてます。簡単に分解でき掃除も簡便、場所もとらない。食器内に収納するため不要となったイワタニの携帯バーナーに付いていた収納袋にすべてがぴったり収まるので、これに入れて携行してます。コーヒーを飲む習慣のない実家に、療養でながく厄介になった際、重宝しました。
挽き方は、臼挽きと表現したほうが合ってるかも。上下二つの凹凸あるセラミック刃の間で、上の刃を回転させて下の刃に押しつけて豆を磨り潰すイメージ。上の挽き刃を固定しているネジの締め具合いで、上下の刃の間の隙間を狭めたり広くすることで、挽き加減を設定しています。ややコツはいりますが使用していれば自然と慣れます。ネジを回すと、45度づつ音と感触で目安があり、自分なりの好みを極め細かく見つけることができます。一番ネジを締めた状態から1回転半から2回転ゆるめたところが、中細~中挽き、といったところでしょうか。この辺だとあまり力をいれず軽く挽けます。パウダー状の超細挽きまで無段階にきめ細かく挽けますが、細挽き側にする(上下の刃の隙間が狭い状態になる)ほど、ハンドル回しがかなりの力技になり、ボティが小さいこともありちょっと苦労します。なのでエスプレッソが主目的なら不向きでは。