自宅がジム状態というほど筋トレ馬鹿なこの男(現体脂肪率5.5%)。本当はアブベンチが欲しかったけど、もう部屋に器具の置き場が無い状態。そこでコレを発見。かつて購入して使い続けている傾斜度40度のシットアップベンチで、腹筋は8つに別れている状態ですが、それを維持する腹筋運動には、かなりの腰の負担がありました。まず、どんな筋トレでも最初に重要なことは、「何回できたか」や「何キロでできたか」ではなく、「適正に出来たか(形や方式)」と「継続できるか」です。腹筋で重要なことは、足フック(おさえ)したがゆえに使える足の力を使わずに、あくまでも腹の筋力だけで起き上がるということと、腰を支点として背筋を伸ばしたまま90度に折れ曲がるように起き上がらないこと(「とにかく起き上がる」が目的でなく「腹の筋肉を鍛える」が目的です)。でないと、最初は大丈夫でもやがて腰を駄目にします(くぎ抜きの、支点・力点・作用点でいうなら、腰が支点部分になり負担がかかりすぎます)。頭から順にクルリと丸まる猫背のように起き上がりましょう。しかし、それでも足りないことが1つあります。それは、「その都度、腹筋を伸ばす(反る)ストレッチ」です。これは、それを安易に実現させてくれます。ちなみに、これからトレーニングを始めようとする人は、適正な形でやってみると案外回数が出来ないはずです。つまり、思っている以上に腹筋は無いということです。無理をせず、今後も続けていける回数をやる癖をつけることから始め、それに慣れて物足りなくなったら回数を増やしましょう。1日目に100回出来たとしても、それで体を一気に駄目にし、続けられなくなっては意味がありません。「まだ出来る!!」と思っても、いきなり沢山やらないようにしましょう。かつてビリ○の運動セットが紹介されたとき、日々筋トレする自分から見て、「それを続けることが出来る筋力と根性がある奴であれば、最初から運動不足に困ってはいないよ」と思いましたから。
私はこれをシットアップベンチに置いて使用していますが、あくまでも説明書に記載されている適正な使用方法ではありません。また、この商品は皮は丈夫で、中は簡単に潰れない固いクッション状態です。固形のものにクッションを乗せて入っているようではありませんが、適正な使い方なら固さは心配ないと思います。一見値段は高いと感じますが、それなりに良い商品です。