管理番号 | 新品 :20305415 | メーカー | ライカ | 発売日 | 2024-12-07 | 定価 | 26,220円 | ||
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カテゴリー | テレビ・オーディオ・カメラ>>>カメラ>>>レンズ(単焦点) | ||||||||
商品の状態 | 傷や汚れあり | ||||||||
商品のサイズ | α Eマウント | ||||||||
ブランド | ライカ |
ライカLスクリューマウント用交換レンズ、ズミター L50mm/F2です。普通コーティング付きズミターは国際絞りの表記ですが、こちらは大陸絞りというレアな個体です。戦前のノンコートから戦後のコーティング付きへの移行期に製造されたものです。(1946年製)外観は先端部のエッジに小キズがありますが、それ以外は概ね良好です。動作は絞り、ヘリコイド共に滑らかです。(念の為ズミターには絞りクリックはありません)光学は前玉にコートスレとクモリがあります。結構くもっているので、写りはややコントラストの低下が認められるかなと思います。17枚目の画像は絞り開放、最短付近の撮影サンプルです。参考になさってみてください。純正前キャップと、汎用後キャップが付属します。ズミターの鏡筒は概ね・ノンコート・コーティング付き前期(丸絞り)・コーティング付き後期(六角絞り)の3種類に分かれます。マウント面の3本ネジの間に2箇所ピンがあるのがコーティング前期の特徴の一つであり、他の二タイプにはこれはありません。本機もこれに倣って2箇所ピンが付いているコーティング前期の鏡筒となっております。で、ありながら、そのマウント部の側面に彫り込まれている被写界深度用の絞りの表記は大陸絞りとなっております。これは探してみるとわかりますが、意外となかなか見つかりません。ノンコートは大陸絞り、コーティング付きは国際絞りでの表記が一般的です。といった小ネタ的要素も含めつつ、沈胴や銘板周りのデザインなど、古式ゆかしきオールドレンズの佇まいを見せる本機は、くもりもひっくるめてオールドレンズとして付き合うのが最適かなと思っています。ボケ玉と言われるズマールも、磨いてみたら目の覚めるような写りだったとはよく聞く話ですが、オールドレンズはクモリやキズも含めて、その個性を味わうのが、楽しみの一つでもあります。重ねた年月が写りに反映されるのは、やはりオールドならではの醍醐味の一つでしょう。そしてまた、なかなか無いレア玉を所有するのも、オツな楽しみの一つですね。