2024年1月初頭にiPhone 8からiPhone SE 第3世代に機種変更したとき、それまで使用していたケースを引き続き使用しましたが、いつ購入したか履歴がわからないほど年数が経ったために、元々は透明だったモノが随分黄ばんでおり、それに加えて背面のポリカーボネート板が熱可塑性ポリウレタン製の枠から離脱しかけ、その枠の部分に大きなひび割れが入ったこともあり、流石にこれではまずいだろうと思い後継を探していたところこの商品を見つけて購入と相成りました。
開封して確認したところ、それまで使用していたカバーと材質は同じだけに質感はソックリ、形状もコーナー部分をやや厚めにしているところは似ていますが、この商品は空気を貯め込んだ構造(Air Pocket)にすることで、万が一の落下時に応力がかかりやすくひび割れしやすい角の部分の保護を意識しています。また、四隅の縁の部分をやや高めにすることで、落下時だけでなく、普通に机などの上に置いたときに表側パネルへの傷つきを防止することを意識している点も非常に良いと思います。
iPhone SE 第3世代が対応機種に含まれていないことが唯一の気がかりでしたが、それは杞憂に済みました。しかも、これまで使っていたカバーとは比較にならないほどのフィット感です。この辺りは流石、オウルテックさんの商品です。ただ、これだけしっかり守る構造になっているだけに、逆に取り外すときには結構苦労させられます。このようなときに勢い余ってiPhoneを落下させたりどこかにぶつけたりしないよう注意が必要です。
なお、私の場合は幸い問題ありませんでしたが、画面とのクリアランスがピッチリの設計ですので、表面パネルに貼り付ける保護フィルムによっては、干渉してしまう可能性があるかも知れません。
これまで使用していたカバーと同じく透明色であり、材質も同じポリカーボネートと熱可塑性ポリウレタンのハイブリッドなので紫外線による褐色変色を免れることはできませんが、衝撃吸収と破損防止を目的とした商品ですし、変色したとしても画面表示には全く影響がありません。以前使用していたケースをひび割れるまで使用していたのはまさにそれが理由ですし、自画自賛とか手前味噌と言われることを覚悟の上ですが、黄ばんだくらいの方が年季が入って渋く見えると思います。