当方、シングル(HDCP7)、年間ラウンド回数35~50回程度、ドライバーのヘッドスピードが43~46程度、7アイアンは34~36程度、どちらかというとスインガーで、ターフはあまり取らずにダウンブローに打ち込んでいくショットメーカータイプです。今回、US仕様ということで先入観もあり、「重くて固い」イメージを持ちRシャフトを購入してしまいました。以下、反省も含めて、率直な感想です。
【デザイン】優 【構えやすさ】問題なし 【打感】フェース面の柔らかさは期待していませんでいしたが、弾き感はそれほど強くなく、手に残る感触はまずまず。但し、打球音は、商品がPRするほど優れているとは思いませんでした。 【コントロール】ショートアイアンとウエッジは、重力に挑戦するかのように、青空に向かって突き進みます。縦の距離感、横の方向性とも、イメージの範囲内におさまりました。ところが、ミドルアイアン(4番から7番くらいまで)になると性格が一変、ヘッドが勝手に走り出し、横方向の左右のブレが想定外に大きくなり、コントロールが難しくなりました。グリップは太めなのに、シャフトの真ん中あたりから細くなり、それが柔らか過ぎの感じとヘッドが勝手に走る感じを生みだす原因のようです。私には、この横方向の左右のブレが致命的に感じられてしまいました。【弾道】文句なしの高弾道 【飛距離】文句なしの優 【その他】私は、クラブ到着日から2日連続して練習場に行き、ミドルアイアンの左右のばらつきに悩み、結局2日目の練習場の帰りに、近くのゴルフショップで売却してしまいました。(当然損失が出ました。)US仕様だからと言って、必ずしも重くもなく、固くもないシャフトがあることは思いも寄りませんでした。
但し、デザイン、高さが出ることは優れていたので、Sシャフトを購入しても良いかな、と思っていますが、万一Sも柔らかく感じてしまったら、あまりにも情けないことになるので、やや躊躇しています。(試打できないのがとても残念。)
上級者(上級者を目指す人も含む。少なくともHDCP18くらいがボーダーラインか?)はヘッドスピードに関わらず、このRシャフトの選択は注意された方が良いでしょう。(シャフトの重さは気にならないと思います。グリップはわずかに太めですが、気にならない方も多いのではないでしょうか。)尚、私は通常アイアンはNSのRを使っています(SでもまあOKです。)