10年近くプリンスの凸凹グリップのエクスピードバンプを使ってきましたが、もう少し凸凹の控えめなタイプに変えたかったので、この製品を買ってみました。まず肝心の凸凹の大きさですが、プリンス・ピエクスピードバンプもこの製品も裏からスポンジを貼って凸凹を実現してるわけですが、プリンス・エクスピードバンプのスポンジは、厚さ2mm、幅5mmほどなのに対して、この製品のスポンジは、厚さ1mm強、幅3mmで、幅、厚さともにプリンス・エクスピードバンプの6割ほど、つまり断面積にして3分の1程度です。凸凹グリップの傾向としては普通のオーバーグリップと比較すると、握りが太くなりすぎる点がありますが、この製品に関しましては、凸凹無しの普通オーバーグリップとほとんど太さの違いは感じません。だから凸凹グリップの明確な凹凸感を求める人には凸凹が小さすぎて物足りないかもしれません。表面のウェット度は、プリンス・エクスピードバンプに比べると控えめで、新品の状態でも、プリンス・エクスピードバンプを20時間くらい使用したあたりのウェット感ですね。自分は、手のひらの肌がかなりドライな方なので、グリップのウェット感はもっと強いほうが好みです。それでウェット感を補うためにテニスする前は手にハンドクリームをほんの少しだけ塗ってウェット感を補ってます。値段からしたらプリンス・エクスピードバンプの3分の1に近いので、コストパフォーマンスは抜群だと思います。