最新のパワー半導体である「GaN-FET(窒素ガリウム電解効果トランジスタ)」採用の65W充電器です。
サイズ感もスリムでいい感じです。
端子は2つ。USB規格のPD(Power Delivery・パワーデリバリー)65WとUSB-A(赤色端子)のQC3.0(Qualcomm Quick Charge 3.0・クアルコム・クイック・チャージ 3.0)。
PDはさておき、QC3.0のロゴが見当たりません。
こないだ100円ショップで売っていたQC3.0/20Wクラス充電器(770円)でさえロゴが印字されていましたが、個人的には製品の安心・安全の担保として印字が必要かも知れませんね。(調べてみると意外と他社製品も表記が無いのは驚きでした)
先ず、充電動作チェックとして、現在使用しているスマートホンであるシャープ「AQUOS zero6」で充電テストを行いました。(PDのみ対応。シャープ・AQUOSサイトにて確認済)
PD65Wでは、ケーブルはANKER「PowerLine 2(ケーブル長1.8m。60Wまで対応。ANKERジャパン・カスタマーサポートにて問い合わせ確認済)」を使用。
画面消灯時の充電状態表示は、接続直後に「低速充電中」→「(通常)充電中」→「急速充電中」を何回かループします。充電器とスマートホン双方の電気系統マイコンがネゴシエーション(相互情報交換?)処理を完了すると「急速充電中」となります。(体感で30秒~1分程度)
QC3.0は未確認です。(当方対応機種の手持ちが無いため)
スマートホン充電のPD負荷はかなり少ないので、まず高温域に達しませんが、昨今のノートPCにおける「充電や実動作のためのPD(パワーデリバリー)」についてはそれなりの発熱が予想されますのでご注意を。(電子・電気系エンジニアYouTuberである「イチケン」氏のGaN採用AC/USBアダプターの検証動画を参照して頂くと良いでしょう)