これは気に入っています。
重さ毎に固定重量のダンベルを買うのと比べると省スペースだし、プレート脱着型のダンベルと比べると脱着の手間が少なく、プレートラックも必要ないという製品だ。いいとこどりに思えるが、気になる部分もある。
全体的に、金属の骨組みがあり、それをプラスチック部品が囲むような構造になっている。
ダンベルシャフトは丸まった角柱のような形をしており、これも表面はプラスチックだ。普通の25mmのダンベルシャフトに比べるとちょっと太いので握りやすいが、気に入らない人はいるかもしれない。
重さ調節のノブは表面がゴムで、回しやすい。
重りは表面がプラスチックなので、金属のバリが出てて怪我という可能性はない。
プレートの脱着は実際10秒以内には完了する。ダンベルプレートの表面にツメが出ており、調節ノブを回転させるとツメが引っかかったりひっからなくなったりするようになっている。このツメがプラスチック製なので折れそうな印象があるのが若干の気がかりだ。
梱包について。片側40kgのダンベルが台座にセットされた状態で、専用の発泡スチロールの梱包材に挟まれて箱に入っている。一箱40kgなので、エレベータのない、台車の利用できない場所からの購入は控えたほうがよさそうだ。佐川のお兄さんが「重すぎだろ!」とキレながらあなたの部屋にダンベルの入った箱を運ぶことになる。