いやはや、思った以上に大変な下駄です。そもそも、一枚歯というだけで「うわー」なんですが、こちらはそんな代物ではないのです。一枚歯なら前後だけのバランスですが、これはさらに左右で360度のバランスが要求されるのです。要するに、玉乗りのような感覚といえば、一番近いでしょうか。で、歩くのは意外と簡単です。前後だけですから。「いける、いい感じ」なんて思ってるうちに、バランスが整います。この下駄を履いて立って読書とか、洗い物などの台所仕事などをするのも、一興です。はじめはもちろん、なかなかきついという感覚があり、つま先やかかとをすぐについてしまいますが、それも慣れるにつけ、すぐに減ります。かかとをつけるのはアキレス腱のばしにもなります。最初は1分がやっとですが、すぐに2分、3分とできるようになります。100均で滑り止めを購入し、ボンドで歯の部分に貼り付けるとフローリングでも使用できるそうですが、これはまだやっていません。
膝を痛め、前進のバランスが崩れて歩き方を忘れていましたが、何とか、歩くための体のバランスというか、免震構造が少しずつできてきたように思います。人工関節、自己血液治療などの前に、ぜひ、トライされてみてください。それから、「小波津式整体院」での治療もお勧めです。参考までに。