ブータンのお香特にナドーは以前から興味がありましたが、今回購入しました。ブータンという国は国民の幸福を重視する国として有名ですが、ブータンのお香は幸福な香りがするかしらと思いつつ購入しました。夜届きましたが、包みを開ける前から、良い香りが漏れてきて、何となく朝開けた方がよいような気がして、夜はほかのお香を焚いて、今日の朝開けてみました。焚いてみると、はじめシナモンのような香りがしつつも、何か高貴なものを感じさせる香りがして、だんだん安息香のような樹脂系の香りが強く感じられるようになりました。樹脂系の香りとは(こう書くと良くない香りのように思われるかもしれないのでちょっとためらいながら)、簡単に言ってしまうと、半田付けの脂に近い香りです。半田ではないので鉛は入っていないと思いますが。優しさも気高さも強さもあわせもった良いお香としておすすめできると思います。なお包み紙はライスペーパーと思われる、和紙のような紙で、チベット語(ゾンカ語)と英語の印刷があります。この印刷がまた古風な感じで好きです。