「バーテープは白」というのが自分の好みなのですが、その汚れ易さ・汚れの目立ち易さにはいつも頭を悩ませてきました。巻き替えタイミングはテープの磨耗よりもむしろ汚れに耐えかねてというかんじでした。バーテープの素材には色々な種類がありますが、アルミ箔のようなファニータイプを除くその他多くの実用的なタイプ(コットン、コルク、スウェード等)は、汚れに対する特性はどれも大差ありません。カラーが白ならなおさらです。しかし探してみると、現状で唯一「汚れ」「メンテナンス性」についても考慮されているのが本製品で、確かに、全然汚れが付きません。付いても一拭きですぐに真っ白に戻り、わざとチェーンの黒い油を付着させてみても、これも一拭きで真っ白。本当でした。長期間巻き替えず使い続けても、使用感がなかなか表れません。以上がメリットで、気になった点も少し。若干滑りやすいという点です。これは実はグローブとの相性の問題で、手の平部分の素材や接触面積によっては滑りやすく、手の保持に力が必要になる場合があります。しかし相性の良いグローブでは、グリップが良く全くと言って良いほど滑らないので、グローブを見て判断したほうが良いでしょう。クッション性については、同じOGKの「ソフトタイプ」のものとまったく同じで、ロングライドや街乗りでも快適に使えます。あと、「カーボン柄」についてですが、あまりドレスアップみたいなことをしたくなかったので、変にカーボン柄が主張すると嫌だなと思っていましたが、それほど目立つかんじではなく、抵抗無く導入できました。