片道10kmの通勤用に購入しました。これまで26インチのMTBにスリックタイヤを履いて通勤を試みましたが、心臓破りの坂が数回あるために数回チャレンジして挫折してしまったオジさんです。我が家では7年ぶりの2台目の電動アシスト自転車になります。20インチの小径タイヤに躊躇する面もありましたが、アシスト比がUPしていることと外装6段変速ギアに期待して、この価格なら手をだしてもよいだろうと思いきって購入しました。
乗ってみての感想ですが、我が家1代目の旧型パスのような「ガツン!」というアシスト感はなく24km/hを越えるとアシストも切れるので、アシストされまくってビュンビュン飛ばせる…ということはありません。そういう過度な期待はやめましょう。それでもアシストはきちんとしてくれますので、心臓破りの坂もノンストップで越えることができ、適度な負荷をかけながらの通勤となりました!
回生充電機能についてですが、説明書にも明記されているように若干ブレーキをかけたような状態になり、それで発生するエネルギーでもって発電させています。下り坂でペダルを漕がなくなると自動的に回生充電がされると記載されてありましたが、平坦な道で普通にペダルを漕いでいる時にも回生充電に切り替わる時があり、これはまるでエンジンブレーキをかけたような状態になるので、予期せずに足に負荷がかかってしまいこれがプチストレスになります。回生充電のプログラムの設定などは改善の余地があると思います。(アルペンさんよろしく。)また、下り坂での自動の回生充電はエンジンブレーキがかかる状態なので、爽快にシャーッ!とは走れなくなります。
その対策として有効なのが、平坦な道では「アシストの電源を切ってしまう!」というものです。意外かもしれませんが、外装6段変速ギアを上手く使うことで平坦であればアシストなしでも普通の自転車として漕ぐことができます。これは我が家の旧型パスではありえない利点です。おそらく自転車自体が小型であり、バッテリーも小型のために総重量が重すぎないからなのでしょう。坂道になって自力で漕ぐのが厳しくなったところで電源オンで通常アシストにし、それでもキツイ時はパワーアシストにしています。下り坂でもバッテーに余裕がある時は電源を切ることで、普通の自転車と同じように爽快に走り抜けることができますよ。
この価格なら、まずまずの買い物でした。