可搬性が高く、廉価で、しっかりと発電してくれますので、スマホなどのUSBデバイスを充電するのに現時点で最も優れたソーラーパネルであるという認識から、追加購入しました(計4枚に)。1月上旬から約2ヶ月使用した感想を記載します。
【発電能力】
肝心の発電能力に不満はありません。
1月中旬の晴天、南向きの窓に吊るし、残量表示0%の8000mAhバッテリーを1台接続。10時からの2時間で47%まで回復(単純計算で3760mAh)。
PowerIQという、機器に適した電流に自動調整する機能も、概ね良好です(原理的に発電量が不安定である太陽光発電には必須の機能である思います)。Panasonic・サンワ・BUFFALO・cellevo・HIDISK・TOPLAND・ノーブランドのバッテリー(10000mAhを超えるバッテリー6種も含め)、晴天時はもとより、曇天であっても安定して蓄電できています。
但し、ノーブランドのバッテリー8機種のうちの2機種については、蓄電が不安定でした(AC電源では問題なく蓄電)。
【ポケットの向き】
ポケットの向きが逆さまなので(メーカー名の上下が正しい向きにパネルを吊すとポケットの口が下向きになってしまうので)、次のように使用しています。
窓に吊す場合、パネルの下部1/5(ポケット部分)を室内側に90度折って窓枠に乗る形に。ポケットがパネルの陰になるので日差しが適度に遮蔽され、温度上昇の軽減にもなります。
アウトドアでパックパックに装着する際は、重心位置を崩さないようにポケットを上にして吊り下げるのですが、Ankerの文字はバックパック側を向きますので誰の目にも触れません。
ポケットが下向きでも安心して使用できるよう、パネルを畳んだときに固定となるベロクロがバネル展開時にはポケットの蓋としても機能する(ベロクロの追加)、USB出力部分の位置を変えてUSBケーブルがポケット内に収まるようにする、といった改良を次回作に期待します。