電子ピアノでは鍵盤のタッチが最も気になるところです。PX-S1100はピアノに近いハンマーアクションを備えている上に、レスポンス感度を5段階で設定することができるので、ほぼ好みのタッチ(体感)が見つかると思います。タッチの他、ライブラリや音色の選択などを含め驚くほどたくさんの機能を、ファンクションキー(光るボタン)と決められた鍵盤を押すことで細かく設定できます。基本的には「電源・オンですぐに弾けます」が、付属しているMIDI & AUDIOアダプターを本体に挿し、無料のアプリ「CASIO MUSIC SPACE」をインストールしたiPadやスマホにつなぐとワイヤレスで、すべての設定がアプリの画面から直観的にセットすることができるようになります。アプリもMidiファイルやオーディオファイルとの合奏やPDF楽譜表示、ピアノロールで練習・採点など楽器とリンクしていろいろ楽しむことができます。このアプリは iOS 13.0以降、Android 8.0以上の機種でないとインストールできないので注意が必要となります。ハーフダンパーやソステヌートができる3本ペダルユニットも購入しました。大変満足しています。