2012年3月に購入して2ヶ月ほど使った感想を投稿します。
■日差しの強い場所に弱い
日中の強い日差しの当たっている場所を撮影させると、画面が白く飛びがち。
白い着衣や乗用車は、特に露出が辛い様子。
曇り空~日陰くらいの環境が、ちょうど良い印象。
■対象物の素材によって写る色が実物と全く異なる
綿、アクリル、メリヤスの類は、大体ダメ。
特に黒は致命的で、まるでピンクのように記録されてしまう。
何かあった時は、その特性を考えて実際の色を想像する必要がある。
■処理が落ちてしまう無線方式
使用環境が悪いのかも知れないが、無線での接続では処理が落ちてしまう。
どちらにせよ電源コードは引く必要があるため、現在は有線LANで接続中。
■夜間時の存在感は良くも悪くも大きい
撮影場所の明度が落ちるとレンズ周辺が赤黒く光り、夜間撮影に入る。
その姿は印象的で、真っ暗な環境下では、良くも悪くも、なかなか目立つ。
■専用ソフトウェアIP Camera Super-Clientとサポートについて
実は製品に付属しない。
「インターネットでダウンロードして手に入れて」
という紙が一枚入っているだけ。
2012年3月の段階で、その指示の通りにダウンロードへ行くと、なんと
トロイ(カテゴリ:トロイの木馬)入りの圧縮ファイルが用意されていた。
2012年4月、上述の件に何の釈明も無いまま、ファイルがバージョンアップ。
トロイも検出されない健全な圧縮ファイルが公開されている様子。
仕方ないなと呆れつつソフトウェアをダウンロードし、インストールに成功。
これでようやくアプリが使用できるかと思ったが、
今度は「一定の時間が経過すると強制終了される」という不具合が発生。
レジストリまで調べた結果を添えて問い合わせのメールを送信するが、
やはり応答なし。無視される。
2012年4月末~5月、前回と同様に黙って更新がかかっていないかと
ダウンロードページを確認すると、案の定、
何も連絡の無いままソフトウェアのファイルがバージョンアップされていた。
それどころか、ダウンロードページ自体が一新されていた。
(こちらが問い合わせた不具合に対する更新ファイルも用意されていた)
5月1日現在、ようやくまともにIP Camera Super-Client使用可能となっている。
■販売元および販売店への悪い印象
正常な動作が出来るまでの数ヶ月間、告知無し、連絡無し、謝罪無し。
品物は悪く無いが、販売元と販売店の姿勢は不快。