中外燐寸さんでは「たいこしし」など、謎の絵柄を愛好していますが、このマッチのシンプルなデザインは本来の私の好みです。
大箱の「999」とは配色が違っていて、また異なった雰囲気です。
中身のマッチの品質は、どのラベルもこの37本入り小箱の方が安定していると思います。
大箱は840本も入っているので、中には軸が極端に細い物や頭薬がよく付いていない物が、どうしても混ざってしまうようです。
中外燐寸さんのHPによると、軸には間伐材を使用しているとのこと。
燃やす際には有害ガスを発生させることなく、また燃やされずにゴミとして放置されたとしても自然分解されるそうです。
使い捨てライターは[燃やせない・土に還らないゴミ]になるので止めようと、以来、マッチを使い続けています。
我家では日常的に使うのは大箱で、小箱は主に非常用の備えという用途にしています。
ただ、やはり小箱の方が何かと使いやすいので、空になった小箱に、大箱からマッチを詰めて使うこともあります。
小さな1箱分の側薬(マッチを擦るザラザラの紙)でも、150本くらい迄点火出来ます。
そうして使うと大箱の側薬未使用のものが溜まるので、それを小箱の側薬の大きさに切り、使えなくなった小箱の側薬を剥がした上に両面テープで貼り付けて使うことも。
他社のマッチも含めて、特に気に入ったラベルの小箱は、そうやって捨てずに愛用しています。
と、こうやって書いてみると、私ってどれだけマッチ箱愛しているんだろうと自分でも可笑しいのですが、
ライターと違って灯された火がいとおしく感じるマッチに、どうやらはまってしまったみたいです。