【ケース】ケース径は先代と同じ39.5mmでこれ以上デカくする必要はなくOK。裏スケになったが6R35がわざわざ裏スケにして見せるほどのキャリパーとは思われず、先代の方がよい。【文字盤刻印】先代DIASHOCK 23 JEWELSの代りにPSのXマーク。セイコー製品の中でヒットした個性的な時計なのにプロスペックスシリーズの一員に組み入れ、同じマークを与えたことは戦略的ミス。【キャリパー】パワーリザーブが70時間に伸びた以外、各スペックは先代6R15と変わらず。価格アップ分の品質向上は見いだせないが本来価格がそれほど高くないため、あまり目くじらはたてまい。【風防ガラス】先々代にあったデイトルーペが復活するとともに内面無反射コーティングされ視認性が向上。個人的には助かる。【バンド】先代からあまり評判のかんばしくなかった硬い皮ベルトは変化なし。ただしワンプッシュ三つ折れ方式のバックル付きのため、使い勝手は悪くない。【総評】まあまあこれなら受け入れられるリニューアル品と判断し購入。先代が高値で売買されているようだが、余程のこだわりがなければ現行品以上のお金を積んでまでして購入する必要はないと思う。