TS10は実は2本目のシャーボXです。
私自身、筆記用具に拘る方ですが、この製品の購入時に知りたいことを書いているレビューが無かったので、同志の為に感じたことを書きます。(長いので興味のある方のみ、どうぞ!)
過去10年程rotring愛好者でしたが、愛用のTrio-penが老朽化したため、シャーボXの発売を知り、質感に拘ったというコピーにつられ、たまには国産を買ってみようと当時最新のCL5(皮巻き風:ブラック)を購入しました。
しかし…CL5は安っぽい!ボールペン芯の刺し口が樹脂製で、消しゴムの蓋も樹脂、クリップの受け部のマットシルバーの箇所も樹脂(写真では金属ダイカストだと思っていました)です。しかも、消しゴムの蓋に付いているラバーが傷つき易く、システム手帳にさしていたのですが、鞄の中から出し入れしている内に傷がついてしましました。
そうしている内に、シャーボXプレミアムが発売され、TS10を購入しました。これは良いですね!本体中央の金属リングの内側は相変わらず樹脂(滅多に開けないので良し)ですが、消しゴムの蓋は金属となり痛みやすかったラバー箇所も金属に変わり、質感が良くなりました。更に、CL5はボールペンが2本ですが、3本させるのでスケジュールの分類に便利です。
質感の話をすると、軸の塗装も中々良い色(購入色:プルッシアンブルー)ですし、アクセントに使用されているロジウム鍍金はクローム鍍金と違って光がやさしく、全体として高級感があります。更に、マルチペンに多いカタカタ感とブレず、芯を出すために回す際のクリック感も向上しています。
結論として、私自身は大変満足であり、長いつきあいになりそうです。