アクシスZのリヤキャリアは純正品を含め車体のグラブバーに4本のボルトで取り付けるタイプが多いです。私も最初はそのタイプを購入し取り付けましたが、グラブバー自体が弱くたわむため、リヤボックスがグラグラと揺れて不安定でした。今回購入した製品は2.3mmと3.2mmの鉄板を曲げ加工したものを溶接し塗装されたもので極めて強靭、塗膜もかなり厚い仕上げです。取り付けはグラブバーの取り付けボルトを付属の長いものに交換し共締めするので荷重は車体から直に支えるかたちです。写真はGIVIのモノキーベースと43リットルBOXを取り付けた状態です。ベースの取り付けはあの波型プレートを使わずボルトナットだけでがっちり締めることができます。座面も平らなので、パイプ式キャリアのように締めすぎてベースが変形する心配もありません。厚い鉄板を使った製品なので重いのが唯一ウィークポイントですが、アクシスZはもともと2人乗りができるサスセッティングなので大きな問題ではありません。はじめてメーカー純正キャリアより優れた製品に出会いました。