流水音を発生させることでトイレの使用音を消す「ECOメロディ」というものを買いました(2個)。
TOTOの「音姫」が有名ですが、主に女性のお客様への配慮です。
写真の通り、2連紙巻器のカウンタ上に置いているだけで固定していません。
発生する流水音は約80dBです(音量大のとき)。
音量小の音圧は不明ですが、それほど小さくはなりません。
どんな音がするのかはYoutubeで確認できます(「ECOメロディ」や「音姫」で検索)。
このECOメロディは1人当り年間約3,285円もの水道代が節約できるとうたっています。
水道代は1日にトイレを1日3回使用として、3円×3回×365日分が節約できるとのことです。
1回流すのに3円の水道代というのが前提ですので、まず、3円分の水は何リットルか計算してみました。
横浜では2ヶ月で40000Lの水を使うと上下水道代が9,042円もかかりますので、1円で4.42L、つまり3円分は13.27Lです。
最近のトイレは大が6L前後ですから、大2回分の水を音消しに使うことを想定しているということになります。
サイズは74x74x32mmですので、携帯することも可能ですが、電池を抜かないと、鞄の中でボタンが押されると鳴ってしまいます。
音量の大小を切り替える押しボタンは側面にありますが、むしろボタンの有効・無効を切り替えるスイッチが欲しかったと思います。
ヒモを通せるようになっていますが、壁掛けに固定するための取付板と木ネジ、両面テープが付属しています(電池は別売り)。
我が家ではPanasonicのエボルタ充電池を使用していますが、国産アルカリ電池(単三乾電池)で1回25秒なら約4000回使えるとのことです。
1回押してからもう一度押すまで鳴りつづけるので、なぜ25秒なのか不明です。
ちなみに25×4000回=10万秒=約28時間です。
トイレ1回5分としても、入ってから出るまで鳴らし続けて333回分ですので、1人1日3回なら111日、5人なら22日で電池が切れることになります。
実際には1年以上もちそうです。
なお、我が家に導入してしばらく経ってから家族(女性陣)に聞きましたが、もともとそれほどトイレ使用音が聞こえないという理由もあり、音消しに水を流すようなこともしていなかったので、この音消しグッズも使わないそうです(節水効果なし)。