ダホン ボードウォークD7を買ったが、レシオカバレッジ不足で、坂は登らないし、碌な巡行速度が出ない。
普通なら8速以上への改造だろうが、規模が大き過ぎる。(金掛かる)
そこで究極の7速を作るのにこれを使用した;
11 13 15 17 20 26 34
手順はおおよそ次のとおり;
・カシメを取り、ギアをバラバラにする
・23Tは抜き取る 11 13 15 17 20 26 34を使う
・スペーサーを7速用にする 11T後に0.2mmシム、13T後に0.2mmシム、その他は3.3mmスペーサーに交換
カシメはちゃんとした治具が無いと難しいので、
・3.0mmのステンレス丸棒を29.0mmにカットして挿し込むだけ
これでロックリングを締め込めば歯のフレも無く締まる。
ディレーラーは付いているRD-FT35では調整範囲を超えるだろうから、RD-TY500に変える。
それでも最大歯数差が仕様を超えるが、問題無く動作している。
ディレーラーの調整はほぼ限界の感じ。 HもLもネジを限界近くまで緩めて合わせた。
変速は特に問題無し。 6速半押しでのカラカラ音も正常。
これで12%の坂も登るし、巡航速度も25km/hを超える。 非常に快適。
低速側が歯抜けだが慣れの問題もあるだろう。
p.s.
低速側の歯抜けがいやなら、次のような7速にすることも可能;
11 14 16 18 21 26 34
手順
・CS-HG200-7s 12-32Tを分解 32Tを外す 14 16 18 21 26を使用
・CS-HG200用11Tとロックリングを使用
・21Tの後ろに8.3mmスペーサー(当方は余り部品で3.3mm 14T 3.3mmとした)
・34Tに CS-HG200用のカシメ用穴x2をΦ3.0mmで明け、3.0mmステンレス丸棒を挿し込む
これでロックリングを締め込めば歯のフレも無く締まる。
個人的にはやはりこちらの方が使いやすい。 ただし仕上げがツヤあり塗装とツヤ無しが混在するので、少し違和感がある。
7速でレシオカバレッジに不満のある方はやるべきでしょう。
ただし仕様を外れた改造ですので自己責任で。