お店の評価や商品の価格はさておき、本品の実力はたいしたものです。
日本のボンベとの調整コネクタをつけてくれたのが唯一、良心的でしたが、設置はガス漏れを懸念してボンベを搬送してくれたプロの会社にお願いしました。
本機はプロパンガスから発生する二酸化炭素と吸引剤で引き寄せた蚊を軽い掃除機で吸い込むメカニズムで、吸われた蚊は籠に入って出られなくなり乾燥します。ガスを利用して二酸化炭素を発生させるため屋内では使えません。屋外の風通しが良い風上に置くと広いエリアをカバーできます。
運用1週間ほどで、籠の中には軽く100匹を超える蚊が捕まりました。海外のyoutubeの映像はほぼイメージ通りと思います。これまでの紫外線を利用する機器では蚊以外ばかり取れて、蚊の捕獲力が怪しかったのと比べて蚊のみ捕まっているのも驚きです。
注意点はランニングコストだと思います。
主に3つのランニングコストが発生して、電気代、プロパンガス代、そしてルレックス3もしくはオクテノールといった吸引剤がその内訳です。日本ではモスキートマグネットのサイトを調べるとイエ蚊よりヤブ蚊が多そうなのでルレックス3を選びました。
プロパンガス は必ず購入前に自宅の近くで契約できるお店からガスボンベを購入してください。昨今のルール改定により、驚くほど個人宅に配送してくれるお店は少ないです。
ネットでボンベを買うと安く買えますが、ガスを詰めるだけだと契約が更に困難になる気がします。自分はネットで候補店を調べて電話を掛けまくりました。そして8kgボンベ(個人宅に搬送できる最大サイズ?)なら約6千円くらいのガス量を3週間で使いきります。吸引剤は海外から個人輸入(amaz●n USから)すると日本の半額以下で買えて、やはり3週間毎で1ケ使用となります。英語力はやや要しますが、送料は3セット(9ケ)ほどまとめ買いそれほど高くないので、1ケあたりの単価は約千円です。夏から秋で4ヶ月運用すると6-7ケほど使う予定です。電気代は付けっぱなしですがそれほどは高くないことを祈ります。
つまり本体(約8万円)、ボンベ代(7-8千円)と電気代抜いて7千円/3週くらいかかるため330円/日は必要となります。夏から秋の約4ヶ月くらいお世話になるとしてもそれなりにランニングコストがかかる事をお気をつけください。