(1)機能
<外観>
スポーティ、メカニカル、重量感もあり、大きさも手ごろです。
<明るさ>
明るいのですが、相手の顔が識別できるのは30m先まででした。
ほんのり明るくなるのは、200mが限度。
HPからイメージするほど明るくはありません。
期待のし過ぎは禁物です。
でも、我が家では、これはこれで使えます。
<点灯パターン>
五つの点灯パターンが必要かと言えばどうでしょう。
(常時点灯High>常時点灯Middle>常時点灯Low>点滅(2~3回くらい/1秒)>SOS)
パターンを切り替えるには、最終消灯時のパターンで始まり、ON/OFFを繰り返す必要があります。
「SOS」も用意されていますが、緊急時にON/OFFを繰り返して「SOS」を探す余裕があるでしょうか?
緊急使用を想定しているのでなく、遭難時や滑落時などで周囲に人がいる場合に、位置を示す意図で使用するものかと。
おそらく、付加価値として点灯パターンを用意しただけのようです。
とは言え、そうした機能があれば使えます。
なお、もっと使いやすくするなら、スイッチやダイヤルによる切り替えの方式にする必要があると思います。
(2)リチウムイオン電池の安全性はどうでしょう。
容量4800mAhはウソですね。この半分かと。試験方法を選んでも、実現できない数字です。
<外観>
電池の底が変形。金属ケースの薄さ、加工の荒さが感じられます。
外装チューブも雑。
内部は大丈夫かなぁ?電池の事故って、内部の問題が主ですよね。
<安全保護>
保護用の電気回路がない素電池のようですね。
「過充電保護回路搭載」といっても、暴発一歩手前で作動する素電池の機能では?
大手電池メーカーは、素電池のままでなく、ケースに入れ、内部に電流ヒューズや、温度ヒューズ、大型になると電圧チェックなどを行う回路を設けないと製品化しません。
解体して確認してみたいところです。
しっかりした安全化の機構を確認できなければ、バッテリーのリピートはないなぁ。
(3)不安な充電器
すぐに壊れそう。
電池が端子から脱落しそう。
基板が見えるので、ホコリが入りそう。トラッキングのような火災が不安。金属クズが入ると、ショートする可能性大。100Vの回路か電池を巻き込んでの回路かによらずショートは危険です。
(4)梱包状態
充電器の端子が電池の端子近くにあり、電池にキズを付けそう。場所が悪ければ、電池の外側でショートしそうです。
不安が多くて、本体以外はリピートしたくないなぁ...