通常バージョンのナトー材の化粧ボックスより3456円高いのに
こちらは10倍ポイントも特典も無し。
それでも「一生モノ」として購入するのなら絶対にこちらをお勧めします。
もともとこのバージョンが本来の「倉敷意匠の化粧ボックス」の形です。
販売量が増えるにつれてコスト問題や材料の北海道産ナラ材(ソーイングボックスに使われているものよりさらに良質なもの)の安定供給が困難になり、
2年弱前から廉価な東南アジア産のナトー材に変わり、デザインもナトー材の木目に合うように変えざるを得なかったのです。
救急箱なども以前は国産のタモ材で作っていました。
「モノ作り日本のプライド」と謳うのなら、材料も極力国産路線を貫いて欲しかったのですが、ビジネスとしては苦しいのでしょうか。
このキナル別注バージョンは嘗ての「正統派シェーカースタイル」を忠実に守っていて、通常バージョンとは作りの丁寧さやデザインの洗練度が全く違います。
実際に手にすると3456円の差よりもずっと大きな違いがありますので、
その点コストパフォーマンス度は高い商品です。
以前他サイトで通常バージョンを購入した妹や友人がこの別注バージョンを見て、
「素晴らしい!このバーションがあるのを知っていたら絶対にこちらにしたのに・・・」と嘆いていました。
金具も高級仕様の真鍮製(変色防止加工済み)。
ダイソーの木製仕切りボックス(22×5.5×11)がメイン収納部分に縦にぴったりはまりますので仕分けも楽です。
ナトー材は廉価でその割りに見栄えが良いですが、
亜熱帯の針葉樹にありがちな欠点(耐久性が低く、虫害に弱い)があります。
「女の必需品を入れるための箱として一生大切に愛用していく」のなら、
国産の広葉樹のナラ材を使用したこちらのバージョンの方が安心です。
なお、お手入れは食用オイルの代用などではなく、オイル仕上げ家具用の上質なお手入れオイルを使った方が間違いないです。
(食用オイルはべたつくだけではなく埃を吸着しますし、ゴキブリなどの害虫を呼び寄せ虫害の発生源となりがちです。ゴキブリや白蟻は酸化した油の匂いが大好きです)
いつまでこのバージョンが販売されるかどうかわかりませんし、
購入できるうちに是非!