正絹とポリの風呂敷を合計3点、それぞれ違う名前を刺繍していただきました。
贈答品だった正絹風呂敷は、名入れの出来にどうしても納得できなかったので直してもらいました。
その際のお店側のご対応は親切で、本当にお世話になりました。ハンドメイドと機械の字体の違いなど、より詳しく教えていただきました。
お店のご説明によると、ハンドメイドと機械を比較すると、ハンドメイドはどうしても職人さんの字の癖があるとのことでした。
なるほど、そのように感じましたし、それに購入者側にも字の好みがあるので、双方の好みがぴったり合えば素晴らしいですが、そうじゃない時も。
ハンドメイドは画数が多い難しい字だと、字を潰さないようにスラッと線が細くなるようで、さすが職人さんの刺繍だと思いました。しかし、普通の画数だと字が毛筆書きのように太くて、太字ゆえに生地にも負担になっているように見え、私は好みではありませんでした。
写真は、太字に感じたハンドメイド名入れです。(太いといっても、これくらい。ポリ風呂敷です)
それに比べてミシンは、個人の字の癖が表われにくく、よって購入者側の好みに差も出にくいのではないかと思いました。最大公約数的に満足できる出来栄えだと思います。
機械の字体はスッと線が細くて、生地にも負担がかかっているようには見えず、とても綺麗でした。
最初はハンドメイドの方が出来栄えが丁寧なのではないかと思っていましたが、両方を見ると、ミシンの方が線が細くて見栄えが良く、私は好みでした。
しかし、いずれにしても、ハンドメイドもミシン(機械)も、職人さんが一所懸命に刺繍してくださった名前。
いろいろと注文をつけて申し訳ないことをしてしまいましたが、職人さんが丹精込めて作成してくれた名入れの風呂敷を大事に使っていこうと思っています。贈った相手も喜んでくれました。
この度は、ありがとうございました。